2006年度環境報告書

1.適用対象事業所の概要
  当社は、下記の国内3事業所及び蘇州惠普聯電子有限公司を環境管理の管理組織体と称し、4管理組織体毎に、事業活動、製品及びサービス領域における環境マネジメントシステムの確立、運用管理、監視、改善活動を推進し、環境パフォーマンスの向上に努めています。
 [適用事業所]
  a.本社、八王子事業所
  b.入間事業所
  c.大阪事業所/大阪事業所小松分室
  d.蘇州惠普聯電子有限公司(中国・江蘇省)



2.環境保全への取組み
  1)環境活動の歩み
SONY様のGP(グリーンパートナー)認証取得。
ISO14001取得に向けて、社長キックオフ宣言。
ISO14001取得に向けて、ISO認証取得ProJを発足、4ワーキングチームを軸に推進活動を実施。
内部環境監査員セミナーを実施。(6名社内認定者)
管理組織体毎に、環境側面抽出・特定、目的目標の設定、環境マネジメントプログラムを作成し、運用管理、監視測定を開始。

審査機関による「ステージ1審査」、「ステージ2審査」を受審し、
ISO14001登録証
(国内3拠点)を受領。(登録番号C2004-01417)。


中国・蘇州のISO14001拡大取得に向けて、社長キックオフ宣言し、
取得に向けた
推進活動を開始。

 
中国蘇州のISO14001拡大審査を受審し、審査機関からのISO14001
拡大登録証
を受領。(登録番号C2005-00331                       この結果国内3拠点と中国1拠点(蘇州惠普聯電子有限公司)の認証取得が完了。

年2回のサーベイランス審査を受審し、EMS維持活動を推進。
内部環境監査員を1名増員。(社内認定者:7名)

2004年規格へのアップグレード審査受審し、認証登録完了。
(登録番号C2006-01334アップグレード審査に合せ、
大阪事業所小松分室のサイト拡大審査を受審、合格

内部環境監査員を1名増員。(社内認定者:8名)

更新審査を受審し、3年間の認証登録の更新完了。 有効期限2010年6月迄。
(登録番号C2007-01290

* 当社の認証機関は、ペリージョンソンレジストラー(株)です。



  2)環境管理組織






  3)環境方針

環   境   方   針


環 境 理 念
 私達は、地球環境保全が21世紀における人類の最も重要な課題の一つであることを認識し、地球環境保全と将来の世代の夢が守られる持続可能な社会の義務にむけ、積極的に貢献を行っていきます。

環 境 方 針
1. コンピュータバスシステムに関する事業活動を通じ、省資源、省エネルギー、廃棄物の減量、有機溶剤消費の削減を行い、環境負荷の軽減に努めます。
2. 環境配慮設計及びグリーン調達に取組み、有害物質の使用を避け、RoHS適合製品の提供を推進
(鉛フリー等)し、有益な環境側面の創出に努めます。
3. 継続的な環境改善と汚染の予防に努めます。
4. 法規則、顧客要求・その他要求事項を順守し、環境保全を推進します。
5. 環境目的、目標を設定、運用管理、監視・測定し、必要に応じて見直しを実施します。
環境パフォーマンスの向上のため、定期的なレビューを行い、環境管理システムの改善活動を推進します。
6.

この方針は文書化し、実行維持し、全従業員と当社のために働く人に周知徹底します。
また、社外からの人々の要求に対して、開示します。


制定  2007年 04月 01日
エブレン株式会社 代表取締役社長     上村 正人




  4)方針、目的目標及び実績の概要

 2006年度のISO14001EMS活動は、マネジメントシステムの運用定着及び2004年規格に適合評価を得て、アップグレード規格の運用定着活動に取り組みました。
推進活動のポイントは3つあり、1つは、法規制と同意するその他要求事項への順守活動、2つ目は、従来から
の継続テーマでありますオフィス環境改善のための電力、紙、廃棄物、ガソリンなどの削減、減量活動、3つ目は、環境に配慮した製品の提供、すなわち、顧客へ提供する製品に対して、規制物質などの有害含有物を削除、削減を行い、RoHS指令に適合した製品の創出活動です。
 
この取組み活動及び目的目標の達成状況については、未達成のテーマがありましたが、厳しい事業環境のなか、概ね、成果を得ることができました。これらの活動状況を踏まえ、2007年2月に更新審査を受審し、無事、継続的な登録判定が得られました。
 引き続き、著しい環境側面を踏まえ、有益な環境側面に創出する活動に軸足を移しながら、環境への取組み
を経営方針の柱の1つとして、事業活動との融合を図り、環境保全活動を推進してまいります。




  5)2006年度の実績評価
中期テーマ、目的 目標テーマ 2006年
目標値
2006年の
達成度判定
備考
資源の枯渇抑制、
省エネルギー
電力使用量の削減 初年度('05)比
2%削減

売上原単位:未達成
絶対値削減:達成

売上原単位による削減達成度評価
資源の枯渇抑制、省資源 用紙使用量の削減 初年度('05)比
3%削減

売上原単位:未達成
絶対値削減:未達成

売上原単位による削減達成度評価
資源の枯渇抑制、
省エネルギー
営業車使用燃料の削減 初年度('05)比
1.5%削減

売上原単位:未達成
絶対値削減:達成

売上原単位による削減達成度評価
資源の枯渇抑制、省資源、廃棄物処理の軽減 廃棄物の削減 初年度('02)比
5%削減
絶対値削減:達成 絶対値による削減達成度評価
洗浄負荷の軽減、
汚染の予防
AK225洗浄液の使用量の削減 初年度('05)比
10%削減

売上原単位:未達成
絶対値削減:達成

売上原単位による削減達成度評価
RoHS指令有害6物質の全廃、環境配慮設計 RoHS指令適合の提供(鉛ハンダ使用量の削減) RoHS指令100%適合 目標達成

絶対計画値による適合製品提供件数達成度評価

有害化学物質の削減、全廃のための含有調査 顧客からの含有調査の対応 顧客、利害関係者の要求95%以上満足 目標達成 受理件数の回答有無による達成度評価
法規制、その他要求事項への適合、順法 法規制の届出、規制の厳守 100%遵守、
適合
目標達成

遵守・適合有無による達成度評価




  6)2007年度の主な取組みテーマ
 a.本社八王子地区における“モデル工場化”活動を行い、他事業所に展開を図っていきます。
 b.有益な環境側面の創出活動に、一層の力点をおいた活動を推進します。
 c.当社版の環境グリーン調達ガイドラインを具体的に制定します。
 d.夏場にクールビズ活動を行うことにしました。(2007年7月〜9月)


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