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1998年10月1日
CompactPCI規格のHot Swap対応バックプレーンを発売

CompactPCIの新しい規格である PICMG2.1Rev1.0 HotSwap対応のバックプレーンを発売しました。
このたび出荷を開始した650-CPCI08WRHSは、PICMG2.1Rev1.0の新シーケンスピン仕様の2mmハードメトリックコネクターを採用した8スロット6Uサイズのバックプレーンです。この製品は、標準仕様として Basic Hot Swap 及び Full Hot Swap システムに対応できるほか、ジャンパー設定の切り替えと、フラットケーブルコネクターによる Hot Swap Controller(HSC)の拡張が可能な構造になっている為、High Availability(HA)システムモデルとしての構築が可能です。



1998年7月1日 CompactPCI/PCIブリッジボードを発売

CompactPCI/PCI ブリッジボード(651-PPBB01)は、コンパクトPCIバス拡張用のプラグインタイプ(6Ux4HP)PCI/PCIブリッジボードです。
最大8スロットのバックプレーンと増設バックプレーンとのブリッジにより、CPCIバスの拡張が可能です。
メインバックプレーン(マスターCPUが存在するバス)の最終スロットと、PCIブリッジボードのプライマリーバスであるP1,P2コネクターとの勘合および、増設バックプレーンのシステムスロットとPCIブリッジボードのセカンダリーバスであるP4,P5コネクターとの勘合によって、3Uおよび6Uのスロット拡張がラックの構成により自在に行えます。
セカンダリーバスのアービトレーションは、ペリフェラルスロット最大7スロットのバスマスターをフルサポートします。




1998年4月1日 CompactPCI/PCI変換カードエクステンダーを発売

CompactPCI/PCI 変換カードエクステンダー(651-PCPE160S)は、カードエッジPCI拡張カードをコンパクトPCIシステム上で評価や試験を行う為のツールです。
この製品はペリフェラルスロット専用です。




1998年4月1日 CompactPCI/PCI変換エクステンダーカードを発売

PCI/CompactPCI 変換カードエクステンダー(651-PCED110)は、コンパクトPCIペリフェラルボードをパソコンやPICMGバス上でデバッグするためのツールです。
コンパクトPCIの3Uサイズと6Uサイズ共に適用できます。




1997年6月 バステスター2種を発売




「バステスターを2種/VMEバス用と汎用型」
1997年6月12日付け電波新聞


エブレン(上村正人社長)は、バックボードに供給されている電圧異常を自動的に判定するバステスター2種を開発、販売を開始した。
 同社が発売したのは、VMEバス規格に基づいたシステムラックのスロットに挿入するだけで単独に動作し、J1・J2バスに対応するVME専用タイプ(701/EBT96VME、98,000円)と、ウインドウズ95環境のパソコン上で動作し、さまざまなバス規格を任意に設定することができる汎用タイプ(701/EBT320、358,000円)の2機種。
 通常、バックボードのバス構成は、コネクターを通して回路基板に電源を供給する電源ラインと、信号ラインのノイズを抑えるため両端にターミネーション抵抗を接続した信号ラインから構成されている。
 バステスターは、コネクター全ピンの電圧を自動計測することで、供給されている電圧電源の異常だけでなく、ターミネーション抵抗の異常・信号ラインのショートや断線も検出でき、電源の異常による回路基板の破損や、動作不良を事前に防止することができる。
 VME専用タイプには、J1およびJ2のアーキテクチャーに基づいたデータがセットされており、汎用タイプは、規格に基づいたデータをキーボードから入力、あるいは良品からの吸上げにより作成することができる。

「コンパクトPCI規格品/エブレンが発売」
1996年11月25日付け日刊工業新聞

ベンチャー企業のエブレン(東京都八王子市小宮町785の1、社長上村正人氏、tel.0426-46-7171)は、PICMG(PCIインダストリアル コンピューター マニュファクチャーズ グループ)によって企画されたコンパクトPCI規格のバックボードとラックユニットを発売した。
バックボードのスロット数で4スロット(650-CPCI04、価格は43,000円を予定)、6スロット(650-CPCI06、同56,000円)、8スロット(650-CPCI08、同69,000円)の三種類で、バックボードの回路構成はいずれも8層構造となっている。
 PICMGは、パソコンの業界標準バスとして世界的に普及しているPCIバスを産業用システム向けに標準化することを目的として結成された米国に本拠を置く業界標準化団体。現在140社以上の企業が参加しており、エブレンもそのメンバー。
 新製品はCPU供給電源(VIO電源)は+3.3Vまたは+5Vのいずれかを任意に設定して供給できるのが特徴。
 ラックユニットは、バックボードと電源、ファンが内蔵されており、モジュール基板のプラグインだけで、システムを立ち上げることができるようにした。